パチスロの攻略法ば教えちゃるけん!【4号機リプレイはずし編】

パチスロの攻略法ば教えちゃるけん!【4号機リプレイはずし編】

さて、こんシリーズもいよいよ4号機の紹介ばい!前回までのあらすじば読んどらんごとあるなら、下のリンクからサクッと目を通しときんしゃい。

4号機時代はまぁ、パチスロが一番流行っとった時代って言うたっちゃ過言やなかとよ。今や当たり前んごとほぼすべての台に搭載されとるリプレイが初めて搭載されたとが4号機からやったんよ。まぁ目押しが上手かりゃあ手堅う勝てるような台から、1日打てば2万枚、3万枚ば放出するような機種まで、新しかゲーム性の台が続々と登場して、スロプロが一番多かった時代もこの4号機ば時代言われとる。

ゲーム性で言うたら、リプレイが搭載されたり、3号機までの機種じゃあ様々な機種で攻略の的となっとった「ボーナス成立後ん等倍返し」が禁止されてしもうたが、現在のAタイプのパチスロではかかせんボーナス成立ば知らせる「告知機能」の搭載が認められたんも4号機からやった。

目押しとかの技術介入、天井狙いとかの知識、その他攻略法ば使うたりしとったスロプロん中には年収1千万円以上稼いどった人も少のうなかったて言われる4号機時代。現在のスロプロで年収1千万円以上稼げとるような人は、おそらくほぼゼロやとは思うばってん、またいつかパチスロでそれくらい稼げる時期が来んとも限らんけんね。今回は、そげんパチスロが一番熱かった時代でやった良かき時代、4号機の攻略法ん中でも特にメジャーなリプレイはずしが使えた機種について紹介していこう思うとる。

チェリーバー(エレクトロコインジャパン)

チェリーバー(エレクトロコインジャパン)

初の4号機として1992年12月に登場したとが、エレクトロコインジャパンの「チェリーバー」やった。このチェリーバーは初の4号機であるとともに、初の海外メーカー製のパチスロちゅう意味でも注目ば集めた機種や。

「告知機能」の搭載が認められた4号機やけん、本機では、「リールフラッシュ」てWINランプ点灯により、ビッグボーナス成立ば告知してくれたんも、当時としては斬新やったし、告知機能があったて言えども、しっかりと「ベル・ベル・箱チェリー」や「中段リプレイ揃い」などんリーチ目も搭載されとった。

そして4号機の攻略法て言うたら、「リプレイはずし」やろう。リプレイはずしとは JACインばわざと取りこぼすことにより小役ゲームば延命させ、獲得枚数増加ば狙う攻略法で、JACインの図柄がリプレイ図柄なことが多かっため、リプレイはずして言わるーごとになった。

そげんリプレイはずしの元祖が、この4号機ば第一弾のチェリーバーやったんよ。はじめてリプレイはずしば考案したとが、当時のパチスロ攻略誌のライターやった”チャンピオン木崎さん”で、このチェリーバーば試打しとった時に考案したて言われとるね。ただ、チェリーバーが出た当初は、「リプレイ外し」ちゅう用語はまばいく、「チャンス(CHANCE)はずし」や「ビッグ中増やし」などと呼ばれとったそうや。

チェリーバーのリプレイはずしのやり方ばってん、1,2回目の小役ゲームは順押し・適当打ちで消化する。そんで、3回目の小役ゲームからは小役成立なら順押し、リプレイ成立(左リールの上下段にリプレイが止まったら)ならはさみ打ちで消化して右リール上段か、枠上に「7」ば狙い、リプレイばはずする。

ビッグ中に2枚掛けばしたら、リプレイ確率が1/3.7から1/1.5にアップするけん、残り5ゲームになったら順押ししてパンクば避ければOKやった。このリプレイはずしば行うことで、BIGボーナス1回で約400枚ば獲得することがでけたことと、このチェリーバーに関しては2コマの余裕があることでそれなりに目押しが得意な人なら容易にリプレイはずしが可能やったこともあって、4号機第一弾んチェリーバーはなかなかん人気ば獲得することに成功したんよね。

クランキーコンドル(アルゼ)

クランキーコンドル(アルゼ)

リプレイはずし、技術介入機などん言葉ば世に知らしめた機種がアルゼから登場した「クランキーコンドル」やった。1995年7月に導入されたクランキーコンドルは、導入当初こそ「全く出らん台」やとホールに認知されとったんやが、リプレイはずしと、通常時ん小役狙い手順が多うんパチスロユーザーに知れ渡ると、設定1でもフル攻略で105%ちゅう甘さが知れ渡って、スロプロば一気に増やした機種やて言われとるね。当時はほんなこつ、このクランキーコンドルば打てば稼げるけん、アルバイトば辞めたり、中には正社員やった仕事ば辞めたり、学校にいかんでクランキーコンドルば打ちすぎて、留年したりちゅう人が続出しておおごとしとったげな。

このクランキーコンドルのリプレイはずしの方法ばってん、まず1、2回目の小役ゲームは順押しで、小役ば目押ししながら普通に消化す。3回目ん小役ゲームになったら、まずは右リールに赤7付近ば狙うて、いずれかの7が上段に停止するか、スイカが中段停止するか、ベルが下段に停止した場合は中リール枠内にスイカ付きの青7ば狙う。右リールにリプレイが中段に停止した時は中リール枠上付近にスイカ付き青7ば狙う。テンパイ型によって左ば押し分くるんやが、7上段受けテンパイの時は、左リール上段に19番のコンドルば狙う。また、スイカかベルがテンパイした時は、左に赤7ば狙う。中段リプレイテンパイ時には左リール枠上か上段にコンドルば狙うてハズする。そんで、最後ば残り8ゲーム以降は順押しで小役目押しばしながら消化することでBIGボーナス1回で約410枚ば獲得することがでけた。ちなみにこのリプレイはずしばせん場合は約350枚獲得になるけん、BIGボーナス一回で60枚程度のプラスとなるわけや。

また、リプレイはずしほどん劇的な効果はなかばってん、通常時には左リール上段か中段に青7ば狙うて、中リールの枠上にも青7ば狙う。スイカがテンパイした場合は、右リールに赤7ば狙うことで50枚あたりプラス1ゲームの効果があったとよ。

この技術介入要素と、いろんなリーチ目でパチスロユーザーば楽しまさせてくれたクランキーコンドルがなかりゃあ、パチスロ4号機時代があげんまで、熱狂になっとらんやった可能性も考えらるうね。

大花火(アルゼ)

大花火(アルゼ)

大量獲得機の人気の火付け役となったとがアルゼから登場した大花火ばい。5号機以降にパチスロば始めた人にとっては驚愕の数字となる一回のBIGでの最高獲得枚数が「711枚」てなる機種が当時いくつか出とったんやが、そん中でも一番の人気ば誇ったとがこの大花火やった。

この大花火にももちろんリプレイはずしが搭載されとったばってん、こんの大花火のリプレイはずしん特徴は、上級者は左リール中段に「HANABI」図柄ばビタ押しして成功すりゃ100%リプレイはずしが成功し、初心者は左リールに3連ドンちゃんば狙う簡単な目押しで75%の確率でリプレイはずしが成功するちゅう点やった。中級者くらいになると、3連ドンば狙おうか、それともHANABIば狙おうか、と悩んでしまうところも面白かポイントやったね。

この台もリプレイはずしやら、小役狙いの技術介入要素やら、なかなか大きゅうて、クランキーコンドルほどやなかばってん、完全に攻略すりゃ設定1でも機械割が100%ば越えとったね。そして完全攻略時の設定6の機械割は約140%やったんも人気の一つやった。また、4thリール(鉢巻リール)の演出も人気やった。

この大花火は約20万台ば売り上げて、山佐の「ニューパルサー」に次いで当時歴代2位の販売台数ば誇る大ヒットとなったんやが、ソレノイドゴトて言うソレノイドちゅうレバーば叩く機械と体感機ば組み合わせて使って大当たりば直撃させてしまうて言うゴトが流行ったときに、設置台数の多さからゴト師の恰好のターゲットになってしもうたね。ホールは店員による監視の強化や目立つ場所への大花火の設置、磁気検出機の取り付けやらでゴトに対処したばってん、当時は大きな被害ば被ったホールも多かったそうな。

そんで、3号機時代に流行っとった裏モノやばってん、この大花火も裏モノ化しとったことがあったようや。代表的なもんの小役がカットされとって、一度当たると爆発する「小役カットバージョン」やら、状態に突入すると必ず5連チャンする「5連荘バージョン」、通常時んチェリーが極めて低確率(1/5000~30000程度)に設定されとったり、一度チェリーば引くとボーナスの大連チャンが始まる「チェリーバージョン」などがあったごたとある。

バンバン(大都技研)

バンバン(大都技研)

1999年に大都技研から発売された「バンバン」は、初のJACインフラグの持ち越しが出来る機種として人気の機種やった。

1回目と2回目の小役ゲームは普通に小役狙いで消化するんやが、3回目の小役ゲームでJACインが成立したら(BIGBANGランプが点滅)、逆押しで中リールと右リールば適当打ちして、左リールの枠内に7図柄ば狙うてリプレイはずしばする。これが成功すりゃJACインフラグが持ち越される。このリプレイはずしは4コマん余裕があるけん、ほとんど誰でも出来るちゅうのも初心者に優しかったなあ。

JACインフラグ持越し中は、ひたすら逆押しで消化して、最終ゲームは順押しで消化することでJACインさせることがでけた。このJACインの持ち越しの目押しは簡単な目押しやったんやけど、逆押し時に上段15枚役&左上がりベルのWテンパイになったら、左リール上段にBARばビタ押しするちゅう技術介入要素ば行うことで、ビタ押しが成功すりゃ15枚、失敗すると10枚と目押し力による差も少しつく機種やった。花月(山佐)

花月が導入された当初は、リプレイはずしが出来ん機種として認知されとったんやけど、設置されてしばらくたったあと、リプレイはずしの手順が攻略紙などで紹介されれはじめたんよ。

手順としては1回目と2回目の小役ゲームは普通に消化し、3回目からは、「2枚掛け・中押し」に切り替える。中押しで15枚役ば獲得しつつ、中リールと右リールば押してリプレイがテンパイしたら、「桜の下の小桜」ばビタ押しで狙うてリプレイばはずすちゅうもんや。15枚役ば獲得するときも、リプレイばはずすときにもビタ押しが必要やったりするけん、なかなか難しか機種やったが、リプレイはずしばしとらん人も多かったけん、リプレイはずしばするんと、せんのやら結構差がついた機種やったね。

まとめ

今回は4号機の攻略法といえば「リプレイはずし」て言わるーくらいメジャーな攻略法やったリプレイはずしが使える機種ばいくつか紹介してきたがどうやったね?4号機時代はここで紹介した機種以外にも、リプレイはずしが有効な機種がいくつもあったっちゃんね。現在は規制でリプレイはずしば搭載した機種は作りきらんが、リプレイはずしはファンも多かけん、もしかしたらいつかリプレイはずしが復活する可能性もゼロやなかと思うとるんよ。