パチスロの攻略法ば教えちゃるけん【0号機から1.5号機までのメイン機種】

パチスロの攻略法ば教えちゃるけん【0号機から1.5号機までのメイン機種】

パチスロと攻略法は切っても切れん関係言うたっちゃ良か関係やばってん、最近は効果抜群攻略法は出てこん。ばってん、今後いつ爆発的な攻略法が出てくるとも限らんけん、パチスロユーザーとしては攻略法ちゅうのはどげんもんか覚えといて損はなかやろう。

ちゅうことで、今回はパチスロ0号機から1.5号機までのメイン機種攻略法ば紹介していく。昔の機種は全く知らんいうような若い人たちも、昔はこげん時代があったんやなぁ~ちゅうんば知っとくと今後役に立つときがくるかもしれんきね。

0号機時代攻略法は目押し

0号機時代

0号機時代は、財団法人保安電子通信技術協会(通称:保通協)検査ものう、全国統一基準もなかけんスペックなんかも本当ぐちゃくちゃ。パチスロば作る技術も稚拙やったせいで、すべりも今んごとしっかりしとらんけん、目押ししたところにビタっと止まるような機種も多かった。やけんが、攻略法って言うたら目押しば完璧にやる、ちゅうだけで勝てるような時代やった。ただ、こん頃のパチスロは、リール速しゃにも特にちゃんとした規定がなかったけん、今のパチスロよりもリールの回転速度が速う、目押しが難しかったそうやね。

ばってん、こん頃はパチスロは全国的に設置されとるようなもんじゃのうて、一部の地域だけに設置されとるような状況やったけん、パチスロだけば狙うて収支ば上げとるような人も少なかったごとあるな。

1号機誕生

1号機誕生

1985年に風営法が改正されたことで、スペックなどん枠組みもしっかり出来上がりパチスロは1号機時代へと突入する。0号機時代は目押しが正確であれば簡単に揃うてしもうたような役も、1号機となって内部的に成立していなかりゃあいくらビタ押しが出来たっちゃ滑ってしまうような制御になった。ただ目押しが出来れば勝てとった時代から、知識も必要な時代へと移っていく。

ばってん、いくら風営法が改正しゃれたとはいえ、パチスロば作り始めたばっかりのメーカーの技術はまだまだ未熟で、メーカーが考えとらんやったような打ち方ばしんしゃると、メーカーが想定しとらんやったような出玉が出てしまうような機種も沢山あったごとあるね。

そげん攻略法ば見つけた人は、その攻略法が使えるホールば探して旅打ちばしたり、中にはそん機種が豊富にある地域に住んでしまうような人もおったそうよ。当時は今んごと、どのホールにどげん機種があるちゅうんば探すんも大変やったし、攻略法ば見つくるのもネットなんてなかけん、基本的には自分の力しかなかった。やけん、攻略法とその攻略法が使えるホールば見つけてしまえば、ライバルは少なかった時代やね。しかも、今んごと新台入れ替えが頻繁に行わるーわけでは無かけん、攻略法が使えるようなホールの近くに住んでしまえば、しばらくはそんホールで打つだけで食べて行くるくらいに稼げたちゅう訳よね。

ちなみにこの1号機時代から、すでに攻略法ば高額で販売するような会社も存在しとったらしい。1980年代から、パチスロの内部のプログラムば解析して、攻略法ば見つくるような人が存在しとったんやなあ。

プログラムば解析して攻略法ば見つくる以外にも、リールの配列ば見て、どげん打てば得ばするんか考えながら攻略法ば見つけた人やったり、打っとるうちにたまたまパチスロが変な挙動ばして、その挙動から攻略法ば見つけたり、一定のメダルば吸い込んだらボーナスが当たるちゅうんば知って、どれだけメダルば吸い込んどーんかば見ながら、現在の天井狙いんような立ち回りば確立していった人もおるそうばい。

そげん攻略法は、まだまだパチスロの設置比率が少なか時代とはいえ、ホールに打撃ば与えていった。そげん攻略法ば封じるために、基盤の回収が行われて、1987年には1号機から1.5号機へとパチスロ業界は移り変わっていく。攻略法ば封じる以外にも、不正基盤が蔓延しとったことも1.5号機へ移り変わる一つんきっかけやったちゅう話もある。

対策の内容は、日本電動式遊技機工業協同組合(通称:日電協)が定めたROM実装ば義務化することで基盤ば封印するちゅうもんやった。また、それまで基盤はむき出しであることが多かったため、ケースに入るーことが義務化された。ばってん、そげん1.5号機でも攻略法は見つけられていくんよ。

機種別の攻略法を紹介

機種別の攻略法を紹介

ここまでは、1号機全体の大まかな攻略法を紹介してきたばってん、こっからは機種別にどんな攻略法があったんか紹介していこう思うとる。

トロピカーナ7(1号機)

REGフラグが成立した後に、18ゲーム間小役ば外し続けて、19ゲーム目にREG図柄であるBARば揃えることで、REGが終了した後も小役が揃い続けて、400枚以上のメダルが獲得しきるちゅうBAR外しちゅう攻略法が存在した。そげん難しゅうなか攻略法にも関わらず、本当なら90枚ほどしか獲得できんREGでBIG以上の400枚以上のメダルが獲得しきるちゅう、効果は抜群の攻略法やった。

トロピカーナ7X(1.5号機)

上記のような攻略法が導入直後に使わるーごとなってしもうたけん、基盤ば交換したトロピカーナ7Xちゅう機種が1.5号機として導入しゃれた。当時のパチスロ機は、基盤ば変えて、見た目はほとんど変わらず、機種名も最後にアルファベットば追加しただけんものが多かったごたーなあ。

BAR外さん対策として導入されたこのトロピカーナ7Xばってん、1号機のトロピカーナ7以上に様々な攻略法があった。1.5号機ん代表的な機種て言えるこんトロピカーナ7Xの代表的な攻略法は、チェリー合わせ、480枚抜き、BAR回し、設定判別の4種類ばい。それぞれの攻略法ば詳しゅう紹介していくね。

まずはチェリー合わせ。この機種のチェリーのフラグは1種類しか無かったっちゃが、停止する形によって払い出し枚数が2枚、4枚、5枚、7枚のうちのどれかになる。やけん、目押しば駆使して毎回7枚チェリーば獲得するだけで、通常時のベースが格段に上がるちゅうわけばい。また、チェリーだけじゃなく、オレンジも普通やと10枚払い出しばってん、クロスオレンジば止めることで15枚の払い出しになっとったそうばい。

続いては、480枚抜きん紹介。1~2ゲームは、順押しで15枚役のベルば狙う。3ゲーム目は、赤JACば揃えてJACインしゃしぇてボーナスばスタートしゃしぇる。4~8ゲームは、順押しで15枚役ば狙うて9ゲーム目以降は、1枚入れで逆押しで小役ば狙うていく。出玉枚数が380枚直前の所で、3枚入れで順押しJACインば狙う。365枚獲得出来とりゃ、JACインば狙うた方が良かやろう。そん際は、15枚役獲得絵柄でJACインばしゃしぇよう。これで、本当なら獲得枚数が360枚~370枚ほどのBIGボーナスで最大480枚のメダルば獲得しきるごとなる。

続いてはBAR回しばい。こりゃ現在ん天井狙いと近かっちゃがこんトロピカーナ7Xは3000枚メダルば投入するとBIGボーナスんフラグが立つごとなっとった。また、現在の天井狙いと違う部分は途中にボーナスば引いたっちゃこん天井は有効ちゅうところ。

やり方としては、まずこん機種の特徴ん一つである「遅れ」が発生するとば待つ。遅れが発生した時はボーナスが確定するんやばってん、遅れが発生した時に14枚役のプラムば狙うて揃うた場合はREGが確定する。こんトロピカーナ7Xにはボーナスが成立した後は20ゲーム間、小役が揃いやすうなるちゅう救済機能が搭載しゃれとったけん、20ゲーム間はREGば揃えんで5ゲーム間隔で14枚役か15枚役ば狙うことで、メダルば減らすことのう天井までのゲーム数ば稼ぐことがでけたちゅうわけやなあ。こん攻略法は上記に紹介したチェリー合わしぇと併用することで、より効果ば発動する攻略法やなあ。

最後に設定判別。現在のパチスロでも設定確定系の演出が出ることはあるばってん、そう簡単には出らんよね? ばってん、このトロピカーナ7Xは1回のBIGボーナスだけで設定判別が可能なんや。

設定判別方法は、1ゲーム(遅れ)目に14枚役ば狙うて、揃わなBIGが確定する。そして、2ゲーム目~19ゲーム目までは、全てん小役とボーナスば外しながら打とう。20ゲーム目にオレンジ(10枚役)ば狙い揃うた時は設定5が確定する。外れたら次は21ゲーム目にチェリー(7枚役)ば狙うて揃うたら設定4が確定。外れたら22ゲーム目にはまたチェリー(7枚役)ば狙うちゅうんば繰り返していき、チェリーが外るーごとに設定が1段階ずつ下がっていくちゅう訳ばい。ちなみにこんトロピカーナ7Xの設定は1~6ん6段階じゃなく、0~5ん6段階で5が最高設定となる。

当時はボーナスが当たったら1回交換でメダルば変えなならんホールが多い、しかも交換率も7枚交換や8枚交換のホールが多かった。やけん、今のごとホールに設定1ばっかりじゃなく、高設定もたくしゃん設置しゃれとったけん、良かホールでこん設定判別ば行えば、数台打ったところで高設定ば見つくることが難しゅうなかったそうばい。

ファイアーバード7U(1.5号機)

トロピカーナ7X兄弟機で、トロピカーナ7Xの代名詞て言える「遅れ」は搭載しとらず、シンプルなリーチ目からボーナスば察知する機種。上記で紹介したトロピカーナ7Xの480枚抜きに似た攻略法がこんファイアーバード7Uにもあるんやが、こちらはなんと600枚抜きばい。

いくつか打ち方があるんやが、まずは3枚掛け順押しで15枚役であるベルば2回取る。ここで適当に打つと14枚役プラムが止まったりするけん注意が必要ばい。そして、3ゲーム目には中段で赤JACば揃えつつ右下がりにベルば揃えるか、スイカば狙うて揃えてくれん。

ボーナス終了後は、また最初と同じく15枚役のベルば5回取る。そして本来は6ゲーム目に2回目のJACインとなるんやが、ここからは1枚掛け逆押しで中段に小役ば狙うていく。こりゃ4号機のリプレイ外しに似た打ち方やなあ。

ここで右リールの中段にBAR図柄ばビタ押ししぇないかんけん、少し難易度が上がってくる。まだ早めにBAR図柄ば押してしまう分には大きな問題はなかっちゃが、遅めにBAR図柄ば押してしまうと、中段に赤JAC図柄が揃うてしまう可能性があるけん注意ばい。

BIG払い出し枚数である360枚が近づいたら、順押しで2回目のJACインばしゃしぇる。こんボーナスゲームば消化した時点で基本的にBIG1回払い出し枚数ば超えとーけん、機械的には何もフラグが成立しぇん状態となってしまう。

詳しか説明は省くばってん、ここでこん機種ん制御上、左リール中段にBARばビタ押しし、続いて中リール中段にオレンジばビタ押し。最後に右リール下段に7の上にあるBARばビタ押しするとクロスラインでオレンジが揃うて15枚取りきる。

これば小役ゲームの残り数ゲームまで繰り返して、最後に本当は揃わんはずのJACば、左リールに「オレンジ(赤JAC)・7・オレンジ(白JAC)」ばビタ押しし、右中段にスイカばビタ押し。最後に中上段にオレンジ下のベルばビタ押しして、JACインしゃしぇる。このボーナスゲームば消化すると、最大600枚獲得しきるちゅうわけばい。

当時パチスロのリールは現在のリールと違い小しゃくて、しかもライトん加減で見にくかったんやが、そげん見づらかリールばビタ押しすることで効果抜群攻略法となるけん、当時のスロプロん方は、本気で目押しん練習ばしとったんやろうね。当時自分がパチスロば打っとったら、ここまで頑張れたかどうかわからんね。

まとめ

ちゅう訳で、今回は1.5号機時代のメイン機種攻略法ば紹介してみたけど、どげんやった?パチスロ情報がそげんほどなかった時代にも、ここまでの攻略法ば見つくる人がおったとが凄かよねぇ~。今後は今回紹介した機種以外の機種やら、2号機以降の機種攻略法やらも紹介していこうと思うとるけん、ぜひ楽しみしとって!