海物語の人気に迫る! パチンコファンはなぜ打ちたくなるんだろう?

海物語の人気に迫る! 

パチンコを長く打っている人なら海物語を一度も打ったことがない、という人は少ないのではないでしょうか? 海物語に近い機種はいくつか導入されているものの、それでもパチンコファンは海物語を打ってしまうのです。どうして海物語はこれほどまでにパチンコファンの心を掴むのでしょうか? 今回は海物語について深く掘り下げて調べてみました。

海物語シリーズの歴史

まずは軽く海物語シリーズの歴史について紹介していこうと思います。初代の海物語が発売されたのは1999年の2月でした。ただ、厳密には海物語シリーズではないものの、1995年5月に発売された権利物のギンギラパラダイスが大ヒットしたことが、海物語シリーズにつながったと考えている人も多いようです。ギンギラパラダイスは中古台の価格が最高で100万円ほどになっていたそうで、現在よりも機械代がだいぶ安かった時代と考えると凄いことですよね。

そんな権利物のギンギラパラダイスがデジパチとなったのが海物語です。この初代の海物語が登場した当初は、パチンコ冬の時代と言われる確変5回リミッター時代。最高でも確変が5回までしか続かないため、一撃の大量出玉を得ることができずパチンコの人気が急落した時代ですね。現在のスロットの有利区間のような感じでしょうか。

大当たり確率は321.5分の1で、確変率は50%。時短は無しという当時としてはありふれていたスペックでしたが、シンプルな横スクロールで魚群が出れば熱いというわかりやすい演出などがパチンコファンから受け、当時から人気が高い機種ではありました。

その後、5回リミッターが撤廃され、パチンコの内規が変更された後の、2002年11月に登場した新海物語で海物語の人気は不動のものとなります。この新海物語は現在の海物語のスペックにだいぶ近くなっており、通常大当りの後に初めて100回の時短がつくようになりました。この新海物語にはいくつかスペックがあるのですが、メインとなる大当たり確率315.5分の1の「新海物語M27」は75万台、スペック違いの大当たり確率350.5分の1の「新海物語M56」は25万台売れたと言われており、それ以外のスペック違いを合わせると累計で約160万台売れたと言われています。ちなみに現在のホールで良く見かける真・北斗無双でも約10万台ほどだそうです。比べると新海物語の凄さがわかりますね。

新海物語以降も、2005年4月には初めて3つのステージを選べることが出来るようになった大海物語が発売。そして、現在ではIN沖縄が大人気のスーパー海物語シリーズの初代が2006年5月に発売される頃には海物語は押しも押されもせぬホールの主役となっていきました。

海物語シリーズが人気の理由は?

2000年代前半に比べると、現在のパチンコは様々な演出の台、様々なスペックの台が発売されているにも関わらず、それでもなお海物語シリーズが人気なのは何故なのでしょうか? その理由についていくつか紹介していきます。

シンプルなゲーム性

どの年代からも人気の高い海物語ですが、特に海物語コーナーには年配の方が多く座っています。年配のパチンコファンの方からすると、バトルで勝てば大当り! だとか、ヒロインと恋愛成就すれば大当り! なんて台よりも、魚が揃えば大当り! というようなシンプルなゲーム性の方が受け入れられるでしょう。特に最近の台は役物が凄い勢いで動く台も多くて、若者でさえも当たったかと思ったら、まだリーチの後半に発展しただけだった、なんて台もあるので、年配の方は落ち着いて打ってられませんよね。

海物語はノーマルリーチでも当たりやすいのが魅力だったりするのですが、最近はちょっとノーマルリーチで当たることが少なくなってきた気もします。それでも、他の機種に比べればノーマルで当たることが多いのは現在でも変わりません。

遊びやすいスペック

海物語のスペックはシリーズの中にはちょっと変わったスペックが出ることもあるものの、基本的にはミドルタイプで、当たれば通常大当りでもしっかりと出玉が出て、時短もあるというのは変わらないところ。これも年配の方からするとわかりやすくて良いですよね。

初当たりの出玉は甘デジ程度で、そこから2分の1でSTに入れて、STで大当りするとやっとまとまった出玉が得られる、というような機種が流行れば、同じような機種が溢れていくパチンコ業界の中で、ずっと大きくスペックを変えない、というのが海物語の人気の秘訣だと思います。

もともと、安定しており射幸性がそれほど高くないスペックなので、内規が変わってもスペックを変えなくても良いというのは海物語にとってはとても良いことです。真・北斗無双などは初代こそ人気が高かったものの、内規の変更で初代のようなスペックが作れなくなると、演出が面白くても初代ほどの人気にはなかなか届かないのが現状ですからね。

魚群が最高! 一発告知が気持ちいい!

魚群が最高! 一発告知が気持ちいい!

海物語は魚群が出れば熱い! というのがわかりやすいのが人気の一つ。最近ではmy海カスタムなどで、魚群が出たら100%当たる、とか魚群が出やすいけど、ちょっと信頼度が落ちる、なんてのを自分で選べる機種も出てきましたね。他の機種にもいろいろな群予告が出てきたりしますが、結局一番人気の群と言えば、魚群でしょう。

そして一発告知が気持ちいい! 最近では京楽のP-フラッシュを始め、一発告知を搭載している台が結構沢山ありますが、役物で光を伴う一発告知を始めて搭載したのは2007年に登場した「スーパー海物語 IN 沖縄」のハイビスカスフラッシュなのです。この機種がなければ、今のような気持ちが良い一発告知がこれほどまでに流行っていなかったかもしれませんね。

モードが選べる

モードが選べる

シンプルなところが海物語の人気の一つですが、シンプルだけでは打っていると飽きてしまう人も多いでしょう。そんなときに、海物語は気分転換にモードを変えることが出来ます。どのモードもシンプルでありながら、法則が違ったり、一発告知がでやすかったりとゲーム性が違うのでシンプルながらも、意外と飽きがこないのが海物語の良さですね。

時間効率の良さ

海物語シリーズのメリットと言えば、時間効率の良さが挙げられます。無駄なリーチや演出が長い台ですとハズレリーチを延々と見せられてしまうような台が最近は多いですが、海物語シリーズなら、図柄が一コマずれて終わり、みたいな感じです。

リーチのかかり具合や、釘の良し悪しで多少は変わってくるものの海物語シリーズはだいたい1時間で210~240回くらい回せるのに対して、真・北斗無双などはだいたい170~190回くらいと言われています。なので、海物語シリーズはパチンコファンからすると短時間でも勝負がしやすく、パチプロからするとたくさん回せる分、日当が出やすく、安定しやすいなどのメリットがありますね。

みんなが打つから勝ちやすい

海物語シリーズはどこのホールにもあり、ホールの看板と言える機種なので、ホールの扱いが悪いと他のホールにお客さんがすぐに流れてしまいます。また、それほどパチンコの技術が高くはない高齢のお客さんが打つことが多いため、それなりに甘い調整にしていてもホールに利益が出ます。甘い調整をしているので、勝つことにこだわっているような若い人も打つようになり、海物語のコーナーが賑わうので、より甘く出来るという好循環が生まれます。海物語は演出が好きな人以外に、勝ちにこだわる人も打つから、人気が高いのです。

 適度な技術介入が使える

普通に打っても勝ちやすい海物語ですが、適度な技術介入が使えるところもプロから見ると打ちたくなるところだそうです。海物語シリーズのほとんどは、最近では少なくなった左右対称ゲージとなっており、通常時から右打ちをしてもヘソに玉が届く仕様となっています。

なので、割合こそ少ないですが、通常時に右打ちをした方が回る台があったり、大当たり中に上手く左と右両方から玉を流して、オーバー入賞させるなどの技術介入が使える台があります。また、ステージが優秀な台も多いので、ステージ止めが他の機種に比べて効果的であったりします。技術介入要素が強すぎると、技術がそれほどない人からすると敬遠されてしまうのですが、海物語シリーズは技術介入要素が適度なところも人気の一つです。

 コラボレーションが面白い

海物語は様々なコンテンツとコラボレーションしているのも人気の一つでしょう。年配の男性からすると嬉しいコラボはやはり「アグネス・ラム」なのでしょうか? アグネス・ラムは人気が高いのか、何度もコラボされており、今では海物語ファンからするとあたりまえのコラボとなっています。

また、芸能人では当時大人気だった「吉木りさ」だったり、韓国アイドルがブームの時には「T-ARA」とのコラボもありましたね。そして、アニメでは「ぼのぼの」、ゲームでは「桃太郎電鉄」や「太鼓の達人」とのコラボも記憶に新しいでしょう。

そして、アイマリンというボーカロイドを開発して機種に採用したり、初音ミクの名曲「千本桜」とアイマリンをコラボさせたりという、若者が気になるコンテンツとのコラボも海物語の魅力です。こういったコラボを繰り広げていくことで、若者からの人気も衰えないんですよね。

しかも、コラボしていると言っても、どのコラボのキャラクターもプレミア演出で出現したり、大当たりラウンドで出現するなど、海物語の世界観を壊さない程度に出現してくるのが、上手いやり方だと個人的には感じています。

もちろん常駐のキャラクターも魅力的

コラボレーションが面白い海物語ですが、マリンちゃんや、ウリンちゃん、サム、クジラッキーなどの常駐のキャラクターも魅力的です。そんなマリンちゃんなどのキャラクターがコラボのキャラクターに負けない魅力があるからこそ、どんなコラボをしても海物語として、しっかりと楽しむことが出来るのでしょう。

特にマリンちゃんなんかは、パチンコをそれほど打たないような人にも知られており、毎年のミスマリンちゃんに選ばれるのはどんな人なのか? と気になっている人もいるのではないでしょうか?

海物語の爆発力はどうなの?

パチンコファンとしては気になるであろう、海物語の爆発力はどうなのでしょうか?

ラウンド振り分けがなく、出玉が多くとれる機種が多い

海物語の中にはラウンド振り分けがある機種もありますが、王道のミドルスペックタイプにはラウンド振り分けがないものがほとんど。なので、全ての大当たりで1000発以上の出玉が得られます。最近ではこういった機種は貴重ですよね。

また、確変に入らなかった場合でも時短引き戻しが意外とおこるのが海物語の特徴です。確変が連続して10連ということは少ないのですが、時短引き戻しを交えての10連は意外と現実的で、10連すれば確実に1万発以上の出玉を得ることができます。

演出が少ないので出玉スピードが速い

海物語は演出がごちゃごちゃしていないため、出玉スピードも速めで、みるみるうちに出玉が増えていくことがあります。出玉スピードが魅力の機種が最近は人気ですが、海物語がそういった機種の先駆けと言っても過言ではないかもしれません。海物語ファンの皆様もあっという間に1万発や、2万発の大量の出玉を獲得したことが1度や2度はあるのではないでしょうか?

基本的には状況が良く、安定して勝ちやすい海物語ではありますが、時に見せる爆発力が海物語の人気の一つであることは間違いないでしょう。また、爆発力をもっと求めている人はSTタイプの継続率が高めのスペックが選べるのも、嬉しいところですよね。

まとめ

海物語シリーズの人気について今回は迫ってみました。簡単に海物語の魅力をまとめてしまえば、シンプルなのに意外と奥が深い演出と、人気が高いので勝ちやすい! そして、爆発力もあなどれないというところでしょう。今後もパチンコには様々な人気機種が出てくるとは思いますが、海物語ほど長く人気が続くシリーズというのはおそらく出てこないでしょう。今後も続いていく海物語シリーズで、皆様も楽しいパチンコライフを!