【パチンコの新しい立ち回り】遊タイム搭載パチンコを攻めよう!

遊タイム搭載パチンコを攻めよう!

スロットには天井があるのに、パチンコには天井がないのは辛い。1000ハマりや2000ハマりが怖くてミドルタイプのパチンコには手が出しづらい、と思っていた人も多いのではないでしょうか? ついに2020年、パチンコにもスロットの天井と同じような機能である「遊タイム」が搭載された機種が導入されるようになりました。

そんな遊タイム搭載のパチンコでの立ち回り方法を知っておけば、今まで以上にパチンコで幅広い立ち回りができるようになります。今回は、遊タイム搭載パチンコでの立ち回り方法についてわかりやすく解説していきます。

そもそも「遊タイム」っていったい何?

遊タイム

遊タイムとは、一定の回転数を回すと時短に突入するという機能です。スロットの天井の場合は一定の回転数に到達すると、ARTであったり、チャンスゾーンであったりが当たるのですが、パチンコの遊タイムの場合はそこで当たるわけでは無く、時短に突入するだけということをまず覚えておいてください。

とは言え、現在ホールに導入されている機種のほとんどは遊タイムに入ると、大当たり確率の3倍以上の時短がついたりするので90%以上の確率で大当りが引ける機種がほとんどです。また、最近のパチンコは時短中に当たるとSTに突入する台や、最大ラウンドの比率が高くなるような台が多いので、遊タイム中に当てると通常時に当てるよりも恩恵が強い台も多いです。

遊タイムの規則を簡単に説明しておくと、遊タイムが発動する回転数は、「低確率時の大当たり確率の分母の2.5倍以上、3倍以下の回数」となっています。また、遊タイムとして発動される時短の最大回数は、「低確率時の大当たり確率の分母の3.8倍まで」と決められています。現在ホールに設置してある遊タイム搭載機種の多くは、この最大回数に近い時短回数を搭載しています。

遊タイムの狙い方

遊タイムの狙い方は簡単に言ってしまえば「出来るだけハマっている台を打てば良い」というだけのことなのですが、ここでは周りのライバルたちに差をつける、遊タイムの狙い方をいくつか紹介していきます。

宵越しでハマっている台を狙う

遊タイム搭載機種は、それなりにパチンコの知識がある人ならハマっている状態でヤメることが少ないため、なかなか当日で凄く遊タイムに近い状態の台を見つけるのは難しいです。また、誰でも回転数を見れば、ハマっているかどうか見極められてしまうので、凄く美味しい台があったとしても、すぐにライバルに取られてしまいます。

当日ハマりに比べて、遊タイムのお宝台を掴む可能性が高まるのがこの宵越し狙いです。宵越し狙いと言うのは、前日にハマって閉店した台を、次の日の朝から打つことで遊タイムに近い台を狙うという打ち方です。

ただ注意してほしいのが、パチンコ台はラムクリアをしてしまうと前日いくらハマっていても、次の日の朝は0回転からスタートしてしまうということ。ラムクリアはリセットと言う言葉を使われることも多いですね。自分が行っているホールがラムクリアするホールなのかどうかを見極めなければいけません。

ホールの傾向を探る

ホールには傾向があるので、それを見極めることが宵越し狙いをする上でとても大切です。いくつか傾向にわけると、まずは毎日全台をラムクリアするホール。こういったホールでは、宵越し狙いは出来ません。前日いくらハマっている台があったとしても、次の日にはまた0回転からのスタートです。

続いてはハマっている台だけラムクリアするホール。こういったホールもなかなか狙いづらいホールではあるのですが、どれくらいハマっていたらラムクリアするのか? というのを見極めることが出来れば、多少は狙うことができるでしょう。

続いてはイベント日だけ、ラムクリアするホール、またはしないホール。スロットの場合はラムクリアすることで朝一に少しチャンスのゾーンからスタートする機種があるので、イベントの日にはラムクリアする、というホールがあります。パチンコの場合はラムクリアでの恩恵はないのですが、逆にイベント日にはラムクリアせずにハマった状態にしてある、というホールもあります。そのホールはどんな日にラムクリアして、どんな日にはラムクリアしないのか、というのを調べておくと、ライバルとの差をつけることが出来るでしょう。

そして最後は、全くラムクリアしないホール。あえて朝一にたくさんお客さんに来店して打ってもらうためにハマり台もそのままにしているホールがあります。こういったホールの傾向としては、入り口のホワイトボードなどに前日のハマり回転数を掲示してあったり、その機種のコーナーに前日のハマりを掲示してあったりと、何かしらのアピールをしている場合が多いです。このようなホールは遊タイムの宵越し狙いをするには一番良いホールですね。

また、大規模なグループ店ではなく、小さめのホールですと、特に何も考えずにラムクリアせずにそのままにしてあるようなホールもあります。このようなホールはライバルも少なく、特に狙い目なホールと言えるでしょう。

台ごとのラムクリア判別方法を覚える

では、どうやってその台がラムクリアされているかどうかを見極めれば良いのか、をここからは説明していきます。台によっては普通に電源を落とした場合と、ラムクリアされた場合の液晶の出目が違う機種があります。例えば普通に電源お落とすと液晶の出目が135だけどラムクリアしたときの液晶の出目が341になるなどがあります。

ですが、このラムクリア判別方法には気をつけなければならないポイントがあります。それは、ラムクリアした後に、ホール側が1回転回したり、ラムクリアした後に電源を落としたりした場合には出目が、ラムクリア後の出目ではなくなってしまう機種があるということ。ホール側が対策しているかどうかを知らないと、ラムクリアされているのに、ラムクリアされていないと勘違いしてしまって、無駄に投資をしてしまう可能性があるので注意が必要です。

その他のラムクリア判別方法としては、ラムクリアした後にパネルなどがいつもとは違う点滅をしたりする機種や、液晶の背景が決まったステージにいく機種、100回転以内に据え置きだと決まったキャラクターが液晶に出演する機種、ランプの点灯パターンで見抜くことができる機種など、機種ごとに様々です。自分が通っているホールにある機種はラムクリアするとどんな挙動をするのか、というのを出来る限り覚えておけばライバルと差をつけることができるでしょう。

また、液晶に遊タイムまでの回転数が表示されている機種がたくさんあるのですが、そういった機種は朝一、回転数の表示が?になっているものや、遊タイムまでの回転数が表示されない機種が多いです。そういった機種でも一定の回転数を回すと、遊タイムまでの回転数が表示されます。

知識を駆使して立ち回ろう

知識を駆使して立ち回る

ここまでは遊タイムを狙うにあたっての知識について学んでもらいましたが、その知識を駆使して立ち回ってみましょう。

まずは、自分が通っているホールはラムクリアするのか? それとも据え置きしているのか? というのを調べてみましょう。実戦でも使える小技を一つ紹介します。

液晶に遊タイムまでの回転数が表示される機種があると紹介しましたが、そういった機種を使って調べる方法です。そういった機種で当日1度も当たっておらず、100回転以上回っている台を探します。100回転以上回っていれば、遊タイムまでの回転数の表示が?から、正確な遊タイムまでの回転数に変わっているはずです。

そして、その遊タイムまでの回転数と、当日回っている回転数を計算してみてください。例えば950回転で遊タイムが発動する台で、当日100回転回っていた場合。遊タイムまでの回転数が850回転となっていれば、ラムクリアされています。遊タイムまでの回転数が850よりも少なくなっていれば、前日からの据え置きだと判断することが出来ます。

その遊タイム判別を1台だけではなく、複数機種を確認することでホールの傾向を探ることが出来るでしょう。もし、複数確認してすべての台がラムクリアされているようでしたら、そのホールでは宵越し狙いは出来ません。そのホールでの遊タイム狙いは当日ハマり台だけにしましょう。

特定の機種だけラムクリアされていたり、前日ハマっている台だけラムクリアされていたり、はたまた一台もラムクリアされていないなどの傾向がわかるまで、1日だけではなく何日か通って、遊タイム判別してみてください。

最初は何日かホールに通わなければいけないため、面倒だと感じてしまうかもしれませんが、ホールの傾向さえわかってしまえば、後が楽になるためやっておいて損はありませんよ。

遊タイム狙いの注意点

遊タイムを狙うにあたっては注意すべき点、覚えておかなければいけない点がいくつかあります。やみくもに遊タイムを狙うのではなく、注意点をしっかり理解した上で、遊タイム狙いをしましょう。

遊タイムを狙うときにも回転率が重要

スロットの場合は、小役で多少上下するものの基本的には50枚のメダルでの回転数が決められているので、ハマっている台を打てばどれだけの期待値があるのかがわかりやすいのですが、パチンコの場合はホールや台で250玉で回せる回転数が違うので、ハマっているからといってどれくらいの期待値があるのかがわかりにくいです。

その台が良く回る台であれば浅い回転数から狙うことができますし、あまり回らない台であれば出来るだけ深い回転数からじゃなければ狙うことができません。そして、その台がボーダー以上に回る台であれば、当たってからも打ち続けてみるといった立ち回りも出来るでしょう。遊タイムを狙うときには、どれだけハマっているかはもちろん、回転率にも注目してみてください。

スロットに比べて時間効率が悪い

パチンコはスロットに比べて1時間で回せる回転数が少ないです。夜ちょっと遅い時間帯に良いハマり台が見つかったと思ってスロットと同じような感覚で打ち始めると、閉店までに遊タイムが発動せずに終わってしまうという可能性があります。

スロットの場合はだいたい1時間で800回転ほど回せますが、パチンコですとだいたい1時間で150〜200回転くらいです。遊タイム狙いをするときには、スロット以上に打ち始める時間には気をつけてください。

遊タイムの回転数は台によって違う

現在ホールに設置されている遊タイム搭載機のほとんどは、大当り確率の2〜3倍くらいの時短が発動するので、ほとんど当たりを引ける仕様になっています。ただ、それでも100%大当りが引けるという訳ではありません。

 台によっては100回転の時短がつくというものもあって、そういった機種は当たらないことの方が多いので、遊タイムはおまけ程度と考えて立ち回ってみてください。

 また、遊タイムは基本大当り間に1度しか発動しません。遊タイム搭載機で凄くハマっていて良さそうという台があっても、実は遊タイムを抜けた後ということもあります。当日ならちょっとデータカウンターを見れば見分けることが出来るのですが、前日に遊タイムをスルーしていて、宵越しで次の日となるといくら回しても遊タイムが発動しないということがあるので気をつけてくださいね。

ホールの状況は日に日に変わる

このホールは全台ラムクリアをしないホールだと思って立ち回っていたら、いつの間にか全台ラムクリアをするホールになっていた。など、ホールの状況がずっと同じように続くというわけではない、ということを覚えておいてください。

ホールの状況が変わって、そのホールでは立ち回りにくくなるということがありえるので、自分の中で遊タイム狙いがしやすいホールというのを1つのホールではなく、複数知っておくとホールの状況が変わったときでもすぐに次の手を打つことが出来るでしょう。

また、ホールの状況は悪くなるときだけではなく、良くなる場合もあります。今までは立ち回りにくいな、と思っていたホールでも少し時間を置いて見に行くと、良いホールになっているかもしれません。時間があるときなどに、一度見たホールをもう一度見に行ってみるのも良い立ち回りの一つです。

まとめ

遊タイム狙いについての情報をまとめてみました。今後は遊タイム搭載のパチンコ機がどんどん増えて行くことが予想されます。この記事の情報をしっかりと覚えて、今後の立ち回りにいかしていってみてください。