【夢のある仕事?】パチンコライターの裏話教えちゃいます

パチンコライターの裏話教えちゃいます

パチンコライターと言えば、昔は雑誌の原稿を書く人でしたが、現在では雑誌よりも動画に良く出ていたり、一時流行ったパチンコ店に来店したりという仕事も多くなりました。そんな多岐に渡るパチンコライターのお仕事の裏話や、今活躍しているライターはどんな風にしてライターになったのかを今回は教えていこうと思います。

どうせパチンコ取材で負けても、実戦の費用は貰えるんでしょ?

パチンコ実践費用

雑誌を作る編集部やパチンコの動画を作る会社から、実戦の費用って貰えるんじゃないの? と思っている人もいるかと思います。もしかしたら、貰っている人もいるかもしれませんが、自分の周りでは貰っている人は見たことがありません。

基本的に自腹で、雑誌の記事を書くためには、それなりに当たりを引かないと書くことが出来ません。今は設置されていませんが、MAXタイプなんてそう簡単に当たるもんでもないですよね。当たらない時には半日打ったって一度も当たらないことだってあります。それをデータをとるために当たるまで打たなきゃいけないんで、結構お金使います。なんなら、ギャラなんて最初の1時間も持たないこともありますよ。

それでも自分が好きな台なら、負けても仕方ないと思えるでしょう。でも、時にはあんまり好みではない台も、1日打たなくちゃいけないこともあります。プライベートならまずあんまり好きじゃない台なんて打たないし、打ってつまらなかったり、全然回らなかったりしたらすぐ辞めれますが、それも仕事なら打ち続けなければいけません。

パチンコならどんな台でも大好きだ! と思える人なら毎日楽しいかもしれませんが、やはり仕事をして、お金が減るという体験はなかなか他の職業では味わえないことであり、気持ちの良いものではないでしょう。

また、動画に出演が決まった場合は、動画でその台の説明をしっかりとしなければなりません。パチンコでしたらリーチや演出の信頼度、勝ちにこだわるような動画であればそれに加えて止め打ちなども説明が必要です。

スロットなら演出の信頼度に加えて、設定差も覚えておかなければならないでしょう。こういう信頼度などの数値はなかなか資料を見ているだけでは覚えることが難しいです。なので、動画に出演する前に、動画で打つための予習をしないといけません。

ライターの中にはこの予習で、凄くお金を使ってしまうという人もいます。ただ、最近は1パチに新台が入るホールも増えてきたため、こういう予習は1パチで行う、というライターも多いようです。

新台や、良い設定の台を並ばずに打たせてもらえるんでしょ?

開店前の行列

雑誌の取材や、動画の撮影の時にはあらかじめライター用の席なんかが用意されていて、新台や高設定のスロットなんかに座ることが出来ると思っている人もいるでしょう。これもたまにはそういうこともあるかもしれませんが、基本的にはないです。

雑誌のために新台をその日に絶対打たなきゃいけない、という日は新台をとるために出来るだけ抽選ではなく、並び順のホールに行って、念のためにめちゃくちゃ早く並んだりします。せっかくめちゃくちゃ早くホールで気合を入れて並んだのに、次のお客さんがきたのは自分が並び始めた1時間以上後、なんてこともよくあります。でもギリギリに並ぶと最悪記事が書けなくなる可能性があると思うと、次の新台の時も早く並ばざるおえないのです。

特にライターの人が辛いと思っているのが、花の慶次の先行導入時です。花の慶次の先行導入の時には、名古屋のニューギンの直営店に、いろいろな雑誌のライターさんが夜を通して並んでいる姿をよく見かけます。みんな数時間頑張って並んでいるのに、朝来て台を取るような人がいたら、みんなから睨まれてしまっても仕方ないでしょう。

動画撮影って同じホールで打ってることが多い気がする

ホール撮影

いろいろなパチンコ番組や、パチンコ雑誌のDVDを見ていると、またこのホールで撮影しているんだな、良くこのホールはパチンコ番組で見るな、なんて感じることもあるのではないでしょうか?

これは撮影許可がおりやすいホールと、全く撮影禁止のホールがあるからです。どんどん撮影してください、というホールがどうしてもパチンコ番組や、パチンコ雑誌のDVDでよく見るホールになるというわけですね。

最近はパチンコ系のYouTuberもたくさんいますが、そういったYouTuberの方もちゃんと撮影許可を得て、撮影をしています。写真くらいなら見逃してくれるホールが多いですが、動画を取ろうと思った場合は、ちゃんとホールに撮影許可をもらわないと最悪、出玉没収で出禁ということもありえますので、注意しましょう。

ちなみにYouTuberでもほとんど誰も知らないようなYouTuberだとどこのホールでもだいたい撮影を許可してもらえないそうです。なかなか厳しい世界ですね。

撮影許可をもらえた場合でも、絶対に周りのお客さんの顔などは映してはいけませんし、他のお客さんの迷惑になるような行為も禁止です。ちゃんとマナーを守らないと、今まで撮影許可をもらえていたホールでも、もらえなくなってしまうということも考えられ、他のパチンコ番組や、パチンコ系YouTuberの迷惑になってしまいます。

雑誌の取材でも、あらかじめ「〇〇日に打ちに行きます」とホールに通達して打ちに行く場合と、特に何も言わずに打ちに行く場合があります。後者の取材の時には、動画は取らずに写真だけの撮影だったのですが、ホールの従業員に注意されてしまったこともあります。写真が取れなきゃ記事もかけないので、なかなか辛いものがありましたね。

パチンコライター、スロットライターの来店の日は出るのか?

パチンコライター、スロットライターの来店日

最近は規制が厳しくなってきているのでライターの来店イベントは少なくなりました。現在は一部の地域をのぞいて、ほとんど来店イベントはNGとなっています。

それでも好きなライターがホールに来店しているのなら、会いに行きたい、打ちに行きたいと思う人も多いのではないでしょうか? ではそんな来店イベントの日ってホールは出すのか? 出さないのか?

これはなかなか一口にどちらとも言えません。イベントができないので、ライターが来たときにはたくさん出して、その日に来たお客さんを常連さんにしたいというホールなら、ライター来店の日は凄く出す場合があります。

ですが、ライターをホールに呼ぶには結構なお金がかかります。誰も知らないようなライターでも数万円、大人気ライターだと数十万円かかります。芸能人だと数百万というギャラを払ってきてもらう来店もあるそうです。

それだけのお金を使っているわけですから、その分はお客さんから搾り取ろうとするホールも多いわけです。ライターの中には、ちゃんと出玉がともなった日でなければ来店しない、というライターもいます。今までそのライターが来店していた日の出玉状況を調べることができたら、是非調べてみて、状況が良さそうなら行ってみる、というのも良いでしょう。

パチンコライターって儲かるの?

パチンコライターは儲かる仕事?

ぶっちゃけた話、パチンコライターは儲かるのでしょうか? 実際、来店イベントが多かったときはめちゃくちゃ儲かったようです。人気ライターで1回の来店でのギャラが多い人だと、年収1千万越えという人も少なくなかったようです。

来店が少なくなった今でも、人気のライターになればCSのパチンコ番組に出ている人も多いですし、もっと有名なライターになると地上波のパチンコ番組に出ている人もいます。そういった方はコンスタントに稼いでいるため、収入は多いでしょう。

ただ、そんな人は実は一握りです。雑誌で連載を持っていたり、よく雑誌の付録DVDで見るようなライターでも実はバイトをしていたり、なんならライターの方がバイトだったり、後はパチプロやスロプロで生計をたてている人も多いです。

しかも、現在はどんどんパチンコ業界も厳しくなっているので、今人気のあるライターも今後どうなるかはわかりません。売れればウハウハだけど、売れなければ大変、というのは規模は小さいですが芸能界みたいな部分もあるのかもしれませんね。

どうやったらライターになれるの?

パチンコライター、パチスロライター

なかなか大変な部分も多いパチンコライター、パチスロライターの仕事ですが、好きなパチンコやスロットが仕事にできるのは、パチンコファンの夢でもありますよね。そんなパチンコライター、スロットライターになるためにはどうすればよいのか? というのを最後に紹介していきたいと思います。

一番、ライターになるために多い道筋としては雑誌やwebに載っているライター募集に応募することです。雑誌によっては事前にどれくらい文章が書けるのかを見極めるために、何文字以上と決められた原稿を送って審査してもらうようなものや、中には面接だけで合否が決まるような雑誌もあります。

雑誌によって欲しい人材が異なるので、ガチプロをしていて勝ちにこだわる記事を書きたいのか? パチンコの面白さを伝えたいのか? それとも動画にバンバン出たいのか? など自分の得意分野や、やりたいことの方向性によって応募する雑誌を選んでみてください。

続いては、パチンコライターと知り合いになって紹介してもらうパターンです。これもライター界には意外と多いと思われます。ただ、なかなか雑誌に紹介してもらうまで、ライターと仲良くなるというのは難しい部分もあります。ですが、仲良くなって紹介してもらえば、普通に応募するよりは、合格しやすくなるというメリットがあるので、チャンスがあれば是非。

続いては、動画やブログなどで有名になる、という方法。今は誰でもYouTuberになれたり、パチンコ、スロットブログを書くことができます。そこで面白い動画や記事が書ければ、他の雑誌やいろいろなwebから誘いがくることもあります。

自分は面白い動画が撮れる! という人や面白い記事が書けるぞ! という人は自らパチンコ、スロットのコンテンツを作ってみてください。コンテンツ次第では、逆に雑誌のライターになるよりも、稼げるチャンスも大きいかもしれません。

そして最後に、パチンコ、スロット雑誌の編集部に入って、編集部員からライターになるというパターン。最近は、編集部員も雑誌や動画に出ていることが多いので、編集部員とライターは同じようなものだと感じている人もいるかもしれませんが、編集部員は会社の社員で、ライターは編集部から委託されて文を書いています。

最近は雑誌の売れ行きがあまり良くなく、編集部員もなかなか大変な時代かもしれませんが、雑誌を作りたい! という熱意がある人は編集部員になってみるのもおすすめです。編集部員募集も、ライター募集と同じように雑誌に載っていることがあるので是非探してみてください。

編集部員からライターになると、パチンコ業界でのつながりが出来るので新規でライターになるよりも仕事が貰いやすくなりますし、編集部で培ったノウハウも使えるので文章を書くという部分においては、信頼度が高いでしょう。

まとめ

今回はパチンコライター、スロットライターの仕事について紹介してみました。パチンコやスロットが好きな人なら一度はなりたいと思ったことがある職業なのではないでしょうか? なかなか辛い部分ばかりを書いてしまった感がありますが、有名なライターになれば大金持ちも夢ではありません。ライターになりたい人は、是非夢を追いかけてみてください!