パチンコファンの憧れ~1カ月間旅打ちで生活したときの話~
パチンコが好きな人なら一度はパチンコをしながら日本全国を旅したいと思ったことがある人も多いのではないでしょうか? 自分も日本全国とは言いませんが、関東から関西まで1カ月ほど旅打ちをしたことがあります。今回はそんな旅打ちをした時の話を書いていきたいと思います。
Contents
当時はイベントがまだあった
今はパチンコのイベントが規制されていたり、パチンコをやる人が少なくなってきているという部分があり昔ほどパチンコで勝てなくなったという人も多いです。それでも自分が住んでいる地域でしたら、ホールがいつ出すのか? どんな機種が強いのか? というような傾向がわかるので努力さえすれば収支を上げていくことは難しくありません。
しかし、旅打ちで知らない土地でパチンコを打つとなるとなかなか大変です。パチンコは釘を見ればある程度は初見のお店でも立ち回れるとはいえ、昔と比べて甘い台は少なくなっていますし、どのお店に行けば甘い台がつかめるのか、店を選ぶ時点で凄く時間を取られてしまいます。
特にスロットはイベントがある時ならメールなどで強いお店を見つけるのが結構手軽だったりしましたが、今はメールで強い日を見つけることも難しいです。まぁ昔は簡単にお店もイベントを発信できる分、ガセイベントも多かったですが。
自分が旅打ちをした時期はまだイベントが打てる時代であり、結構大量のホールのメールマガジンに登録していました。当時はまだガラケーで、LINEなんかもなかったですし、今のようにネットでいろいろな情報も得るのが難しかったので、メールマガジンが凄く重要だったんです。昔からパチンコ、スロットを打っている人なら懐かしいのではないでしょうか?
まず旅打ちを始める前に、行こうと思っている県のホールのメールマガジンを片っ端から登録しました。P-worldというサイトから、いろいろなホールのHPに行って、メールマガジン登録をする、という流れでしたね。今は自分はパチンコ屋さんのメールマガジンは登録していないのですが、今もまだメールマガジンってあるのかな?
そのメールマガジンを見て、強そうなお店を何店舗かピックアップして、そのホールに突撃。その時に自分が、そのホールのイベントがガセなのか、信頼できるのかをどのように判断していったか、次の項目で説明していきますね。
イベントの信頼度を調べる
その時に僕が信頼度を調べるために行っていたのは、まずは簡単に客付きです。メールマガジンでは凄く大盤振る舞いのような文面なのに、お客さんがほとんどいないようなホールは、今までのメールマガジンの信頼度が低くて集客できていない、と考えました。中には穴場のホールもあったとは思いますが、強いイベント内容なのにお客さんが少ないホールはガセイベントなことが多かったですね。
また、メールマガジンで毎日のように強いイベントを開催しているようなホールも警戒していました。ホールも慈善営業ではないので、そんな毎日強いイベントなんて出来るわけがないですからね。
そして、旅打ちで初めてのホールに入ったら、まずは前日、前々日のメールマガジンの内容と、前日、前々日のデータを見比べます。しっかりしたイベントならイベント通りに、前日の出玉が出ているはずですからね。ただ、昔は今ほどデータカウンターなどが発達していないホールもあったため、データを見ることが出来ないようなホールもありました。
後は、パチンコの釘です。パチンコは目で見ることができるのでイベントがガセならほとんどお金を使わずに見極めることができます。パチンコの釘を見てイベントが信頼できそうなら、スロットの方も期待できるという訳ですね。
最初は前途多難だった
旅打ちの初めの頃は、やはりなかなかうまくいきませんでした。一応それなりに銀行に軍資金は入っていたのですが、やっぱり最初に負けると後が辛くなるよな、という気持ちでなかなか攻められないんですよね。
なのでその頃はパチンコはMAXタイプが全盛で、MAXタイプが甘い店が多かったりもしたのですが、いくら良い台でもMAXタイプは荒れるから、ということで甘デジを打ったりしていました。ただ、甘デジはイベントになることも少なくてなかなか打てないことも多いんですよね。
スロットはちょうど4号機が完全になくなって5号機が少しずつ強くなってきた時代でした。たしか鬼武者とかが出たくらいだったかな? パチンコでは慎重になってたくせに、鬼武者がイベント対象になると、すぐ打っちゃうくらい好きでした。これもそれなりに良い台は打っていたとは思うのですが、天井からART単発を何回かくらったりで収支があんまり安定してなかったな。
後、最初は東京からスタートしたのですが、自分が運転が苦手なこともあって、都心のホールは巡りにくいとうのがありました。ちゃんと駐車場が完備されているホールも多いのですが、なんとなく行きづらかったですね。
慣れてくれば普段と変わらない立ち回りができるようになる
最初は戸惑うことも多かったのですが、慣れてくれば普段地元で打っているのと同じような立ち回りができるようになります。
基本的にその地域で強そうなホールを数店舗見つけて、その中で強そうなイベントをしているホールに行く。そこで良い台が取れなかったら第二希望のホールに行くか、スロットの天井狙いを行うという感じでしたね。
後、その頃はパチンコの潜伏確変の機種がいくつかあって、そういった台の潜伏狙いでも勝てていたような気がします。相川七瀬とか竹内力とかあったような。うっすらとしか覚えていませんが。
ただいろいろ理由もあって1カ月しか旅打ちできる期間がなかったので、せっかく良さそうな地域を見つけてもそこに長居することができなかったのがちょっと悔しかったですね。住めばめちゃくちゃ勝てそうな地域もありましたからね。
東京はそれほど見れなかった部分がありますが、自分が旅打ちをした当時は、神奈川や愛知、三重あたりが結構強かったです。今はどうなっているんだろう?
旅打ち時の立ち回り方はこんな感じでした。いつも打つような台でも、なぜか他の地域で打つと楽しかったり、今に比べると自分の地元にはなかった台が他の地域で打てたりもして楽しかったです。どれくらいトータルで勝ったのかは覚えていませんが、こんな立ち回りでも一応、旅の最初よりも少しだけお金が増えて帰ってくることができました。まぁ結構節約してましたけどね。
旅打ちの時はどこで寝ていたのか
旅打ちした時には一度もちゃんとしたホテルを取ったことが無かったです。ちゃんと横になって寝たいときはありましたが、そういう時には健康ランドに泊まっていました。というのも、自分は温泉やスーパー銭湯が大好きなので、いろいろな土地でお風呂に入るのが一番のストレス解消だったんです。健康ランドがないときは車中泊でした。
まぁそれも1カ月という短い期間だったことと、自分がまだまだ若かったからこそできたことで、今だったら途中で身体が悲鳴を上げていた可能性もあります。最初は車中泊でなかなか眠れなかったのですが、途中からは普通に眠れるようになりました。身体って少しずつ慣れて行くんですね。
ちなみに車中泊する場所で一番多かったのは道の駅です。道の駅は温泉があるところもあって良かったですね。後は、高速のPAで寝たときもありましたし、時にはパチンコ店に早めについて寝ていたときもありました。自分は怖い目にあったことはありませんでしたが、車中泊で怖い目にあった、という人もいるので車中泊する場所には気をつけましょうね。
この時の旅打ちでは九州には行けませんでしたが、温泉が多くて安い、大分には一度旅打ちで行きたいな、と思っています。
旅打ちの醍醐味はやっぱり食事
温泉が好きな人なら、自分のようにいろいろな土地の温泉に入るのが旅打ちの醍醐味と感じる人も多いとは思いますが、もっと誰でも楽しみだと感じるのはやはりその土地の食事ではないでしょうか。
個人的にはいろいろな土地で食べるお肉が疲れを癒してくれましたね。中でも三重県で食べた松阪牛が最高でした。今は一人焼き肉も流行ってきましたが、当時はそれほど一人焼き肉って流行ってなかったので少し恥ずかしかった記憶もあります。
旅打ちしたいな、と思っている人は「この土地のこれが食べたい!」というようなところに目的地を決めて行ってみるのも良いと思います。このお肉を食べる為に今日は頑張るぞ! という気持ちのモチベーションにもなりますからね。
いろいろな観光地に行くのも気分転換になる
いろいろな観光地に行くことも、旅打ちの醍醐味の一つではないでしょうか? とは言え自分はあんまり観光地に興味がないので、ほとんど観光地に行った記憶がないのですが。例えばお城が好きな人とかなら全国のお城を回るために、お城がある場所を目指しながら旅打ちの計画を立ててみるのも良いですよね。
観光地にそれほど行かなかった自分の気分転換の方法は、温泉に入ることはもちろん、移動中に聞く音楽でした。これも節約のためにブックオフでいろいろなCDを買いながら移動していたのですが、ちょっと高値で買ったCDが次に寄ったブックオフで安く売られていたりすると、悔しい気持ちになりましたね。パチンコだと簡単にサンドにお金を入れるのに、ブックオフで500円損するとだいぶ負けた気がします。パチンカーあるあるですね。
まとめ
自分が旅打ちをした時の話を書いてきましたが、どうだったでしょうか? これから旅打ちしたいと思っている人の参考になれば幸いです。自分が旅打ちをした10年前よりも旅打ちで収支を上げて行くのは難しくなっているとは思いますが、旅打ちをするなら若くないと厳しい部分もあります。まずは近所の県に1週間だけ、とかでも良いので是非一度旅打ちをしてみてくださいね。