パチンコ、スロット打つならどの貸し玉料金?【4円?1円?20円?5円?】

パチンコ、スロット打つならどの貸し玉料金?

昔はパチンコと言えば4円パチンコ、スロットなら20円スロットしかありませんでしたが、現在はいろいろな貸し玉料金が増えて、打ち手からすると選択肢が増えました。じゃあどの貸し玉料金のパチンコを打つのが一番良いのでしょうか? 今回は貸し玉料金ごとにメリット、デメリットなどを紹介していきます。

大きく勝ちたいならやっぱり4円パチンコ、20円スロット

4円パチンコ

パチンコを打つ人のほとんどは、お金を増やしたいからパチンコを打っていると思います。パチンコで勝った時に一番お金が増えるのはやっぱり4円パチンコですよね。等価交換であれば、1万発だしたら4万円! ちょっとした時間で嫌な上司や、嫌なお客さんを相手に頑張って1日働いた給料よりも多い金額を手にできるからパチンコは辞められませんね!

逆に、短時間で何万円もなくなってしまうのも4円パチンコの怖いところ。ちょっとしたバイト代なら1ヶ月分が1日でなくなってしまうこともあるのが4円パチンコです。

20円スロット

スロットでも20円スロットは同じことが言えますね。勝てば凄く儲かるけど、負けたときは大変。どちらかというと、パチンコよりもスロットの方が投資スピードは速いので、最悪のパターンだと20円スロットが1日で一番負ける可能性が高いです。

ハイリスクハイリターンの4円パチンコや、20円スロットですが、金額が大きい分、ホールも利益を取りやすいという面があります。よっぽど悪い営業のホールでなければ、ホールが利益をたくさんとったらその利益のうちの何割かはお客さんに還元してくれます。

自分の経験上、利益を還元してくれる特定日など、ホールが力を入れる日には1円パチンコなどの低貸しではなく、4円パチンコや20円スロットに力を入れる店がほとんどです。なので、ホールが力を入れる日には、低貸しではなく4円パチンコや20円スロットを打った方が、勝率が高くなる上に、買った時の金額も大きくなります。普段はなかなか怖くて低貸ししか打てない、という人も特定日だけは4円パチンコや20円スロットを是非、打ってみてください。1日単位では収支は荒れますが、長い目でみればきっと収支は上向くはずです。

また、スロットの天井狙いをするときも基本的には20円スロットの方が良いです。単純に同じだけハマっている台を見つけても、5円スロットに比べて20円スロットは期待値が4倍になるわけですからね。最近はなかなかスロットも期待値のある天井は拾いにくくなっているので、5円スロットで天井直前などの台があれば打っても良いですが、時間効率を考えるとスロットの天井狙いは20円スロットでするのがベストになります。

遊びやすさと、勝った時の利益のバランスが良い2円パチンコ、10円スロット

メインのパチンコやスロットの半分の貸し玉料金である2円パチンコと、10円スロット。実はこれくらいが現在のパチンコファン、スロットファンの懐事情からすると意外とちょうど良いんじゃないかと感じることがあります。

1万円勝ちでも十分嬉しいけど、2万円勝てれば結構大きいと感じる人も多くないですか? この貸し玉料金だと、2万円勝ちのラインが、パチンコならプラス1万発で、スロットならプラス2000枚と1撃で手が届く範囲なんです。

これがこの半分の1円パチンコと5円スロットになると2万発と、4000枚出さなきゃいけないので、一気に難しくなった気がします。6号機だと一撃で4000枚出すのは規制上無理ですからね。

ただ、残念ながら2円パチンコや10円スロットを設置しているホールって意外と少ないんですよね。やっぱり稼ぎたい人は4円パチンコや20円スロット、遊びたい人は1円パチンコや5円スロットと住み分けがはっきりしているのかな?

遊びと割り切るなら1円パチンコ、5円スロット

1円パチンコ

最近は4円パチンコや20円スロットよりも1円パチンコや5円スロットにお客さんが多い、というホールも増えてきました。極端なホールですと低貸しコーナーには人がいるけど、4円パチンコや20円スロットにはお客さんが全然いない、というようなホールもあります。そこまで極端なホールは、低貸しコーナーに力をいれているから低貸しコーナーにお客さんがいると考えることもできますが、4円パチンコや20円スロットで利益がとれないから、経営がヤバくなっているホールの方が多いかと思います。

いくら低貸しコーナーにはお客さんがいる、と言っても4円パチンコや20円スロットと同じような調整にしていたら、ホールからしたら利益は4分の1しか取れません。

ですが、1円パチンコに新台を導入するからと言って、機械代が4分の1になる訳ではないので、機械代は低貸しだろうが、4円パチンコだろうが同じだけ取られます。また、1円パチンココーナーのバイトはバイト代が4分の1になるわけではないですし、1円パチンコだけ電気を暗くしたりしているわけではないので、人件費や電気代などの経費だって同じだけかかります。4円パチンコでも低貸しパチンコでも、経費は基本的には同じだけかかるんですよね。

そうなったらホールとしては、出来るだけ低貸しでも1台でたくさん利益をとらなくてはいけません。スロットの場合は最低でも設定1までしかありませんが、パチンコの場合は下手したら全然回らなくしちゃうようなホールもあります。

4円パチンコを打つ人はボーダーラインを気にする人も多いですが、1円パチンコとなるとそれほどボーダーラインをしっかりと気にして打つ人は少ないので、回らなくてもあんまり気にもとめない人も多く、ホールもあんまり甘くする必要がないと考えるわけです。1円パチンコで勝とうと思ったら、簡単に言えば1000円で4円パチンコの4倍回らないといけないんです。

また、換金率も4円パチンコや20円スロットに比べると1円パチンコや5円スロットは悪くなっていることもあります。まぁまぁ出たから1円パチンコでも少し儲かったぞ! なんて思って換金してみたら思ったよりも少ない! ということがありえます。自分が通っているホールの1円パチンコと4円パチンコの換金率を一度確認してみると良いかもしれません。

もちろん1日単位なら、凄まじい金額を負けることは少ない1円パチンコですが、長い目で見ると勝率はあまり高くありません。

それでもどうしても4円パチンコは打てない、という人もいるでしょう。そういった方は1円パチンコの中でも大量導入されている海物語シリーズなら多少甘く使われていることも多いので、おすすめです。ただ、甘デジはただでさえ利益がとり辛いので、甘く使われることが少ないです。ミドルタイプの海物語の方が負けにくいでしょう。

また、1円パチンコにも新台をしっかりと入れてくれるホールや、1円パチンコ専門のホールなら、1円パチンコにも力を入れてくれている可能性があります。そういったホールなら意外と良い勝負が出来るかもしれません。どうしても1円パチンコで勝負がしたいと思っている人は、一度ホール選びから考え直してみるのも一つの方法ですね。

ゲームセンター気分で0.2円パチンコ、2円スロット

自分が住んでいる地域の最安値の貸し玉料金が、パチンコなら0.2円パチンコ、スロットなら2円スロットです。全国を探してみれば0.1円パチンコとか、1円スロットなんかもありそうですね。

で、そういった超低貸しと言っても良いコーナーですが、客付きは凄く良いんですよね。全然当たらずに負けてしまったところで1000円や2000円。勝っても1000円や2000円という世界ですが、いくら当たっても何にもならないようなゲームセンターに比べたら、お菓子やたばこが貰えるだけ良いと考える人が多いのでしょうか。

勝負という面で見ると、パチンコで良い調整の台を見かけることも少ないですし、スロットで高設定が入っていることも少ないので、おすすめはしませんが、ちょっと気になってたけど打てなかったというような台が置いてあったときには勝負度外視で、ゲームセンター感覚で打ってみるのもよいでしょう。

また、パチンコで釘の勉強をしてみたいと思っている人は、0.2円パチンコの釘を見ながら、ここの釘がこっちの方向を向いているから、こっちの方に玉が流れるんだな、とか止め打ちの練習とかをしてみるのも良いでしょう。基本的にそれほど良くない調整になっていることが多いので、悪い例として覚えておくのも勉強になります。

スロットなら目押しの練習を2円スロットなどでしてみるのもおすすめです。20円スロットだと1度目押しをミスると結構な損失となりますが、2円スロットなら損失が10分の1で済みます。また、目押しさえ完璧であれば機械割が100%を越える機械もあるのでそういった機種が2円スロットにあったら是非、挑戦してみてほしいです(なかなかそういった機種が2円スロットに設置されることは少ないかもしれませんが)

中途半端に1円パチンコや5円スロットなどの低貸しを打つくらいなら、0.2円パチンコや2円スロットなどの超低貸しを打つ方が個人的にはおすすめできます。

ホールは4円パチンコ、20円スロットを基本に営業を考えている

1978年にパチンコの貸し玉料金が4円になってから、長い間パチンコホールは4円パチンコ、20円スロットでの利益や売上を前提に営業してきました。しかも1978年の頃に比べると、人件費などの固定費はもちろん上がりましたし、機械代金は数倍の値段になっています。

コストは昔よりも上がっているのに、そのコストを低貸しでの売上で賄うのはホールとしても難しいでしょう。なので、基本的には低貸しコーナーは客が勝てるような調整になっておらず、限界まで厳しい調整になっているホールも多いと考えて立ち回ってみてください。

まとめ

パチンコ、スロットの貸し玉料金別に、メリットやデメリットを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか? 勝利にこだわるのならば4円スロット、20円スロットがおすすめですが、低貸しにもメリットはあります。この記事を参考にしつつ自分の財布と相談しながら、自分にあった貸し玉料金のパチンコやスロットを楽しんでみてくださいね。