パチンコの相性の良い&悪いメーカーは存在する!?その原因として考えられるモノとは・・・??

パチンコの相性の良い&悪いメーカーは存在する!?その原因として考えられるモノとは・・・??

パチンコを長く打っていると、メーカーや機種によって「台の相性」を感じることって確かにありますよね?特定のメーカーの勝率が高かったり、逆にどの台を打っても一向に勝てなかったり。一見、オカルトのように感じるパチンコメーカーとの相性ですが、実は、はっきりとした原因があるのです。今回は、その「相性の秘密」についてご紹介します。

メインロムの種類について

みなさんご存知の通り、パチンコ台の大当り、確変or通常、ラウンド数、時短回数など、出玉に関係する抽選はすべて、メイン基板に搭載されたメインロムの乱数によって行われています。

パチンコ台の心臓部とも言えるこのメインロムは、すべてのパチンコ台に同じ物が使われている訳ではなく、2021年現在、2種類が存在することはご存知でしょうか?

1つは、エルイーテック社製品の「V5」、そしてもう一つが、ジャパンアイディー社製品の「IDNAC」です。

SammyやSANKYOが使っている「V5」

これらのメインロムは、数年ごとにバージョンアップされていますが、パチンコメーカーごとに使用しているロムはほぼ決まっています。

もちろん、厳しい基準に沿って開発されている「V5」と「IDNAC」ですので、これらの間には基本的に性能の差は無く、大当りを含めたすべての抽選機能はまったく同じと考えて差し支えありません。どちらもスペック上の優劣はないため、パチンコメーカーがどちらのロムを採用したとしても同じ機種を開発する事ができます。

しかし、この「優劣がない」というのは、あくまでもメインロムの「性能」に関する話であって、すべてが同じ物というわけではありません。モノが違えば相性の良し悪しが生じるのです。

このコラムの冒頭で述べた「パチンコメーカーとの相性」の良い悪いについては、その原因の一つとして、このメインロムの違いが考えられます。

各パチンコメーカーの採用しているメインロム

V5
エルイーテック)
IDNAC
ジャパンアイディー)
Sammy 三洋(海物語シリーズ)
SANKYO 京楽
Bisty 藤商事
ニューギン Daiichi
平和 西陣
高尾
豊丸
サンセイR&D
三洋
マルホン
メーシー
大都技研
A-gon

基本的に、各パチンコメーカーの採用するメインロムは、一部の例外(※)を除き、「V5」「IDNAC」のどちらか一方となります。

2つのロムを採用した場合、プログラム(ソフト面)、機械(ハード面)ともに、それぞれ別々の設計が必要となるため、その分、開発コストが嵩みます。派手な液晶演出や特殊な役物など、ただでさえ高騰する開発費を考えれば、少しでもコスト削減したいところ。どちらか片方のロムを使って開発を進めるというのは、当然の流れと言えるでしょう。

※三洋は「V5」を採用している機種もありますが、海物語シリーズでは「IDNAC」を採用しています。

メーカーによる相性について

例えば、実際にホールでパチンコを打っていて、京楽とDaiichiとの相性が良いと感じる場合は、そのパチンコメーカーが採用している「IDNAC」との相性が良い可能性が考えられます。この場合、同じロムを使用している藤商事や西陣の各機種や、三洋の海物語シリーズとも相性が良いかもしれません。

また、例えば「甘デジ×V5」や「高継続タイプ×IDNAC」など、自分自身の相性をより詳細に把握できると、これからのパチンコライフをより豊かに過ごせるようになると思います。

まとめ

パチンコ機種の相性は、ある程度打ち込まないと分からないことも多いですが、メインロムとの相性を把握しておけば、パチンコ新機種でも自信を持って打てるようになるはずです。「病は気から」といいますから、パチンコも自信を持つことが一番大切です。幸運をお祈りします。