都道府県別のホールの特徴は? 自分の住んでいる都道府県はどんな感じ?

都道府県別のホールの特徴

日本全国にいろいろなホールがありますが、実は都道府県によって特徴が違ったりします。あなたが当たり前だと思っているようなホールの特徴が、他の都道府県のホールに行くと全然当たり前ではないことがあったりします。ということで、今回は全国のホールの特徴を調べてみました。

都道府県別の換金率

都道府県別の換金率

昔はパチンコ店の換金率は等価交換が多かったのですが、消費税の増税、射幸性の抑制、一物一価(パチンコとスロットの交換率は合わせなければいけない)などの理由によって現在では非等価交換の地域が増えてきました。等価交換が禁止されている地域は、基本的には都道府県全体で等価交換が禁止されている場合がほとんどなのですが、現在でも等価交換が禁止されていない都道府県もあります。

2021年の時点で等価交換が禁止されていない地域としては、「群馬県」「埼玉県」「千葉県」「神奈川県」「石川県」「三重県」「鳥取県」「島根県」「岡山県」「熊本県」の10県です。

等価交換が禁止されていないとはいえ、この10県の仲には非等価交換のホールもありますが、やはりパチンコユーザーとしては勝った時の金額が大きくなる、等価交換のホールに行きたがる人が多く、周りのホールが等価交換なのに、自分のホールだけ非等価交換だとお客さんが少なくなってしまうという部分があるため、この10県に関しては等価交換のホールが多いですね。等価交換のホールにどうしても行きたいというパチンコユーザーは、この等価交換の地域にわざわざ県を跨いで行くという人もいるようですよ。

等価交換のホールのメリットとしてはやはり交換したときの金額がデカいという部分でしょう。投資がかかってしまったときでも、換金ギャップがないために取り返せる可能性も高いです。特にスロットの天井狙いをメインでやっている人は、等価交換のホールの方が絶対的に立ち回りやすいです。なので、等価交換の地域は天井狙いで立ち回っている人が多いように感じます。

逆に非等価交換のホールのメリットとしては、ホール側がパチンコなら回る台を用意しやすく、スロットなら高設定を入れやすいという部分でしょう。等価交換だと機械割が100%以上だと、ホールの赤字となってしまいますが、非等価交換なら機械割が100%くらいなら、ホール側のプラスとなるので、ホール側も甘い営業が出来るという訳です。非等価交換でも全く良い設定を入れてくれないホールももちろんありますが、しっかりとホール選びをすれば実は非等価交換のホールの方が負けにくい場合も大いにあります。

ちなみに、非等価交換のホールだとどれくらいの交換率かと言いますと、パチンコだと26玉〜30玉で100円、スロットだと5.5枚から6枚くらいで100円という交換率が多いようです。

等価交換か非等価交換かは、都道府県の組合によって決められているため、組合に入っていないホールは非等価地域にも関わらず、等価交換で営業しているようなホールもあったりするので、もしかしたら等価交換が禁止されている地域に住んでいる人も、探せば等価交換のホールが見つかるかもしれませんよ。

都道府県別の営業時間

都道府県別の営業時間

パチンコ店の営業時間は実は都道府県によって違ったりします。旅行で行った地域でパチンコやスロットを打ち始めて、やっと確変に入った! と思ったらすぐに閉店となったりしないように、都道府県別の営業時間を軽くても覚えておくと役にたつかもしれません。

都道府県 開店時間 閉店時間 営業時間
北海道 9:00 23:00 14時間
青森県 8:30 23:00 14時間30分
岩手県 9:00 23:00 14時間
宮城県 8:00 24:00 16時間
秋田県 9:00 23:00 14時間
山形県 9:00 23:00 14時間
福島県 9:00 23:00 14時間
茨城県 9:00 23:00 14時間
栃木県 9:00 23:00 14時間
群馬県 10:00 23:00 13時間
埼玉県 10:00 23:00 13時間
千葉県 10:00 23:00 13時間
東京都 10:00 23:00 13時間
神奈川県 9:00 23:00 14時間
新潟県 9:00 23:00 14時間
富山県 9:00 23:00 14時間
石川県 10:00 23:00 13時間
福井県 9:00 23:00 14時間
山梨県 10:00 23:00 13時間
長野県 10:00 23:00 13時間
岐阜県 9:00 23:00 14時間
静岡県 9:00 22:30 13時間30分
愛知県 9:00 23:00 14時間
三重県 9:00 24:00 15時間
滋賀県 10:00 23:00 13時間
京都府 10:00 23:00 13時間
大阪府 10:00 22:45 12時間45分
兵庫県 10:00 23:00 13時間
奈良県 10:00 23:00 13時間
和歌山県 10:00 23:00 13時間
鳥取県 9:00 23:00 14時間
島根県 9:00 23:00 14時間
岡山県 9:00 23:00 14時間
広島県 9:00 23:00 14時間
山口県 9:00 23:00 14時間
徳島県 9:00 23:00 14時間
香川県 9:00 23:00 14時間
愛媛県 9:00 23:30 14時間30分
高知県 9:00 23:00 14時間
福岡県 10:00 23:00 13時間
佐賀県 10:00 23:00 13時間
長崎県 10:00 23:00 13時間
熊本県 10:00 23:00 13時間
大分県 10:00 23:00 13時間
宮崎県 10:00 23:00 13時間
鹿児島県 10:00 23:00 13時間
沖縄県 9:00 23:45 14時間45分
都道府県別のホール営業時間一覧

ホールの多くは基本的には9時か10時にオープンして、23時に閉店するという地域が多いですね。とは言え、23時に閉店という地域でも、その時間に閉店しないといけないために22時45分に遊技自体は終了というホールがほとんどです。ただ、最近では会員カードを持っていると5分から10分遊技時間を延長できる、というホールが増えてきました。

表を見てみると、静岡県は閉店時間が早かったり、大阪府は営業時間が短めというのがわかると思います。この2つの県はもともとパチンコの規制が強い都道府県で、静岡県は等価交換が全盛だった時代でも等価禁止だったり、大阪府もしばらくパチンコの換金率が2円台だったり、広告の規制が他の都道府県と比べて強かったりするといった面があります。

逆に営業時間が長めの三重県は、今でも等価交換が許されていたり、12月31日はオールナイトで営業が許されていたり(伊勢神宮の参拝客にトイレを貸し出しするという名目。12月31日以外も年末年始は閉店時間が遅かったりもします)と、パチンコやスロットが好きな人にとってはとても良い県かもしれませんね。ちなみに筆者も昔オールナイト営業に参加したことがあるので、その時のことはいつかまた書けたらな、と思います。

三重県以外にも延長営業している地域がある

三重県以外の延長営業地域

延長営業と言うと有名なのは三重県なのですが、実は他の都道府県でも延長営業をしているところがあります。そんな三重県以外の延長営業している都道府県を調べてみました。

北海道

延長時の営業時間 9:00~25:00

  • さっぽろ雪まつり期間(2月)
  • GW期間(5月)
  • 札幌まつり期間(6月)
  • YOSAKOIソーラン祭り期間(6月)
  • お盆期間(8月)
  • クリスマス~年末年始(12月・1月)

北海道は長期連休に加えて、有名なお祭りがある期間は普段は23時で閉店するのが規則なのですが、2時間営業時間が伸びるようです。昔はこういった期間に24時間営業をするようなホールもあったそうですが、現在はそこまでの営業をするホールはなくなったそうです。

宮城県

延長時の営業時間 8:00~25:00

  • どんと祭り期間(1月)
  • 仙台・青葉まつり(5月)
  • 塩竈みなと祭(7月)
  • 仙台七夕まつり期間(8月)
  • 石巻川開き祭り(8月)
  • お盆期間(8月)
  • みちのくYOSAKOIまつり(10月)
  • SENDAI光のペーシェント(12月)
  • 年末年始(12月・1月)

宮城県はもともと営業時間が長いため、延長時間こそ1時間だけですが、結構いろいろな時期に延長営業を行っていますね。

石川県

延長時の営業時間 10:00~25:00

  • 青柏祭期間(5月)
  • お旅まつり期間(5月)
  • 百万石まつり期間(6月)
  • お盆期間(新盆7月・旧盆8月)
  • 年末年始(12月・1月)

石川県では、他の県の延長は現在のお盆期間だけなのに、旧盆まで延長営業しているのが特徴的ですね。

京都府

延長時の営業時間 10:00~25:00

  • 祇園祭期間(7月)
  • お盆期間(8月)
  • 年末年始(12月・1月)

京都府は有名な祇園祭の期間に4日間と、お盆と年末年始は2時間の延長営業をしていますね。

調べた感じでは、三重県以外に延長営業を行っている都道府県はこの4県が見つかりました。パチンコ屋の営業時間は風営法で深夜0時~翌朝6時は営業できないことになっています。それにプラスして、朝9時から夜23時までは営業して良いですよ、と県の条例で決められています。

じゃあなぜ延長営業で25時まで営業が出来るか、と言うと風営法には「習俗的行事その他の”特別な事情のある日”には、条例で定めることができる」という規則があるのです。なので、一部の県では年末年始やお盆だったり、有名なお祭りのときは特別な日だけは、延長営業が出来るというわけです。

ただ延長営業しているホールは、スロットの高設定や良く回るようなパチンコ台は、延びた営業時間の分赤字になってしまうので、勝てるような台の数は少ないと考えた方が良いでしょう。天井狙いなどは時間が長い分、打てる可能性が高くなるので、延長営業の時には天井狙いの立ち回りがおすすめです。

パチンコが人気の都道府県はどこ?

パチンコが人気の都道府県

パチンコホールが一番多い都道府県は、やはり東京都です。次いで、大阪府となっており、そこからはほぼ同じ数で愛知県、神奈川県、埼玉県などが並びます。これらの都道府県は人口が多いため、ホールが多いのもうなづけますね。

しかし、人口あたりのパチンコホールの数となると実は一番多いのは、鹿児島県だそうです。鹿児島以外でも九州は人口あたりのパチンコホールの数が多いと言われており、その理由は競馬などの公営ギャンブルが少ないこと、だそうです。

また、基本的に人気の台は全国どこでも人気が高いというのが普通なのですが、なぜか沖スロだけは大人気の都道府県があるのです。沖スロという名前だけあって、沖縄県で人気が高いのはもちろんなのですが、愛知県や岐阜県などの東海地方でも沖スロが大人気なのです。理由としては昔、東海地方では沖スロの裏モノが流行っており、裏モノがなくなった現在でもその時に沖スロが出ていたというイメージから、東海地方では沖スロが人気だそうです。

また、沖スロが人気の沖縄ですが、どちらかというとパチンコよりもゲームセンターが人気で、沖縄の人口あたりのゲームセンターの数は全国平均の10倍もあるんだそう。

まとめ

都道府県別のパチンコ店について調べてみました。自分の中では当たり前と思っているパチンコ店の換金率や、営業時間は他の県とは違っている、というようなこともあったのではないでしょうか? パチンコ好きな人はパチンコ店が延長営業しているような時に、その地域に旅行してみるのも面白いかもしれませんね。